こんにちは!
D.N.Effectsの長山です。
今から約2年前、スーツケースを改造してスピーカーをぶち込んで東南アジアにライブをしに行ったことがあります。
恐らく、スーツケースにぶち込んで海外に行くアホは僕ぐらいです笑
今回はその時の体験談や製作方法について書いていきたいと思います!
スーツケースを改造して作ったスーツケーススピーカーとは
スーツケースにスピーカーを取り付けた改造スーツケース、その名も「スーツケーススピーカー」。
スーツケースに12インチのスピーカーを取り付けて、そこに機材や衣服を詰め込んで海外のどこでもライブができるという素晴らしい名機です。
スーツケースにギターをくくり付ければ、移動はゴロゴロ転がしていけば良いので片手が空きます。
Lサイズのスーツケースなら半分は機材、半分は衣服と旅行に必要なものは全て入ります。
それが「スーツケーススピーカー」です。
スーツケーススピーカーの製作方法
僕自身、海外(東南アジア)に機材を持っていたことは過去2回あります。
1回目の時はアンプやギター、バックパックをそれぞれ別々に持って行っていたのですが、荷物がめちゃくちゃ重ばり、移動があまりにもしんどかったので
「せや!」
「スーツケースにスピーカーぶち込んで、機材も衣服も入れてギター括り付けて行ったらめっちゃ楽やん!」
という奇跡の発想で作ることにしました。
用意したものは
・Lサイズスーツケース
・ギターアンプ用 12インチスピーカー
・木の板
この3点のみです。
製作途中の写真は撮ってないかったので、詳しく画像では説明できないのですが
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スーツケース自体の外装が薄く、補強が必要なため木の板に同じ穴を開けてスーツケースに固定
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後はスピーカーをスーツケースに固定するのみです。
製作時間自体は3時間~4時間程で出来上がります。
製作後はこんな感じ
マーシャルもアンプも勿論使えます笑
さすがに持っては行かなかったですが笑
完成後はドラム式の洗濯機に非常に似ています笑
実際はこんな感じの機材で行きました。
をスーツケースの上に載せとけば、ヘッドの完成です!
中身はこんな感じ
左がエフェクターで右が衣服です。
これでライブも旅行も楽しめるスーツケースが完成です!
実際に改造スーツケースで空港に行ってみた
製作が終わったので、後は行くだけなのですが1つ懸念していたことが
「空港で怪しまれないか?」
ということです笑
スーツケースにスピーカー付けて出国しようとしている人なんてほぼいないと思うので…
関西空港に到着し、早速チェックインをしてみました。
チェックイン前は普通にこのまま並んでいました。
預ける時はスピーカー部分を保護するために切り取ったスーツケースの外装を置いていたので、それを付けて括り付けていました。
そして、そのままチャックイン…
「あの~これスピーカー付いているスーツケースなんですが…」
「電池とかは入ってないですか?」
「入ってないです。」
「では重量計に載せて下さい。」
と本当に何事も無く預けることが出来ました笑
そして、重量計に載せるとギターと合わせて30kg…
めちゃくちゃ重かったです笑
複数人で行っていたので、他の人の受託荷物の重量を分けて頂き追加料金無く通過出来ました!
現地到着後もどこも壊れる事無く、無事到着しました。
スーツケーススピーカーを転がして現地を移動してライブ
現地での移動は基本転がせるので、平地の移動は楽でした。
しかし、ホテルやゲストハウスの階段は地獄でしたね笑
エレベーターとかが無いので手で持って行かなければならないのですが、重すぎました笑
1人だけ総重量30kg超えですからね…
現地でのライブは何の問題も無くでき、12インチのスピーカーと小型アンプにしては十分なクオリティーの音は出てました。
D.N.EffectsのVer1もしっかり使用してました笑
移動していると外国人が
「なんだ!あれは!」
「なんでスーツケースにスピーカーが付いているんだ!」
「マジか!お前!」
など目立ち方は凄かったですね笑
インスタ映えはするでしょう笑
【結果】スーツケーススピーカーは良い!
今回はとりあえずスーツケースにスピーカーを付けただけですが、もっとしっかり設計をして作れば音としてのクオリティーを上げることも可能です。
海外だけでなく日本の路上ライブでも使用は出来ます。
フルバンドの演奏となると難しいかもしれませんが、弾き語りや簡単な演奏をするだけであれば十分使用は出来ますし、各地を回っている人であれば移動に必要な荷物も入れられるので一石二鳥です。
あと結構目立つのである意味宣伝効果もあるかもしれませんね笑
興味のある方は是非一度作ってみて下さい!
・D.N.Effects 製品ページ
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