こんにちは!
D.N.Effectsの長山です。
自作エフェクターや電子工作で基板を作るとなった時に自作か外注のどちらかだと思います。
私自身もD.N.Effects製品のVer1までは基板を自作していました。
実際、基板の自作というのは非常に大変で外注するようになってから製作工程が一気に短くなりました。
外注先に送るデータを作るのに少し勉強は入りますが、一度製作出来るようになると基板製作がかなり楽になります。
今回は「自作基板を作るより外注した方がいい理由」についてご紹介していきます!
基板を自作した時のメリットとデメリット
基板を自作するメリットはその場ですぐに基板が作れることにあります。
外注すると時間がかかるので、その場ですぐにテスト基板を作ったりしたい場合は自作でもいいかもしれません。
しかし、ちゃんとした製品に搭載する基板を作る場合は圧倒的に外注依頼の方がいいです。
理由としては基板をつくるのには非常に手間がかかります。
などの工程を全て行わなければなりません。
かつ安定した品質の基板を作るのも難しく、製品に搭載する基板であればチェックした時に不備があれば、また一からやり直しになります。
1枚や2枚ぐらいの基板をすぐに作りたいのであれば自作の方が良いですが、何十枚も作る予定があるのであれば外注した方が安いし手間もかかりません。
基板外注のやり方
基板の外注は意外に簡単に出来ます。
その前に基板外注費用から見ていきましょう。
基板を外注した時の費用は?
国内業者に発注する場合は少しコストが重さみ、数枚で数万円かかることもあります。
恐らく、基板の外注方法を調べて諦める方の殆どが費用の問題でしょう。
しかし、海外業者であれば10分の1程の費用で外注することが出来ます。
D.N.Effectsの製品に搭載されている基板はPCBgogoという業者に依頼をしています。
こちらの業者であれば、10枚で3,000円~5,000円程度で基板を外注出来ます。
納期も早く1週間以内に手元に届きます。
外注費用の問題は海外業者に依頼すれば解決します。
基板を外注するためには何が必要?
基板を外注するために必要なのは業者に提出するデータです。
このデータを「ガーバーデータ」と言います。
このデータを専用の回路・基板製作ソフトを使用して作らなければなりません。
これも基板外注への壁であり、少し勉強が必要になってきます。
私は昔はEagleというソフト、今はKiCadというソフトを使用しています。
ソフトの使い方はググれば沢山情報が出てくるので、それに沿ってやっていくか本を買って実践していくかになります。
1ヵ月ぐらいあれば簡単な基板ぐらいであれば作れるようになるのではないでしょうか。
基板の外注は一度出来れば、同じのであれば発注するだけで大丈夫ですし、ソフトの使い方に慣れれば次の新しい基板の外注も楽になります。
実際に外注した基板の品質はどうなのか?
D.N.Effectsの製品で依頼をかけているPCBgogoで製作された基板の品質は何の問題も無く良いです!
パターン途切れや穴あけの不具合も無く、動作不良も今までで一回もありません
基板はエフェクターの中核でもありますが、音にも影響が無く安定した基板を毎回供給してくれます。
自作の時は基板で少し個体差があり、それが音に現れることもありました。
送ったデータをそのままで作ってくれるのは勿論のこと万が一、データに不具合があれば教えてくれます。
日本語でのサポートも充実しているので、PCBgogoはおススメです!
その他の業者でもあまり品質が宜しくないとは聞いたことがありませんが念の為、信頼が出来る海外業者に依頼をした方がいいかもしれません。
このように基板の外注は一度出来れば、簡単に・安く・安定した基板を手に入れることが出来ます。
是非これから基板作りをしたい人は外注も1つの選択肢に入れてみて下さい!
D.N.Effects 製品ページ
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